ちょろいおたく

K-POPを中心に日常などを細々と。

なんと半年で5本の映画を見た

※note投稿記事の転載です

  先日、4DX版のインセプションを見ました。前提として私はハリウッドの映画とか、いわゆる洋画がめちゃくちゃ苦手なのですが、それでも観に行ったのはSM entertainment所属のグループ、NCTの世界観を理解したいと思ったからです。そのあたりの詳細は省いて後ほど軽く触れるとして、先になんで洋画が苦手なのかをお話ししておきます。

洋画は演出が怖いし、邦画はつまらない

 明確な理由はわからないのですが、シンプルに演出が苦手でした。特に敵に追われていたり、何かから隠れるシーン。静寂の中息を潜めていて、敵が過ぎ去って安心したところを……バァーン!と画面いっぱいに映し出される恐怖……これが一番ダメでした。子供心ながらにあまりにも怖くて怖くて……。脳内に残っているシーンだと、ジュラシックパークハリーポッタースパイダーマン…などなど、本当にダメでした。ハリーポッターは「秘密の部屋」の蛇のシーンが未だに苦手で、それ以降のシリーズは家族全員が映画館に行っても私だけは絶対に行かないという徹底ぶりです。
 ちなみにスパイダーマンは大学の英語の授業で見て、そういうシーンが見れず、テストがうまくいかなくて単位を落としました。抽選の授業とはいえバカだと思います(笑)

 長くなりましたが、じゃあ邦画は見てるの?という話です。結論から言うと全然見てません。予告編とか目にする機会はあれど、題材的に自分はおもしろそうに思えないので全然見ていませんでした。洋画と邦画の中間ぐらいだったら食いついていたかもしれません。けど洋画は怖くて見ないし、邦画はつまらなくて見ない。自分の意思で見に行った映画はせいぜい毎年のポケモンか、コナンか、ドラえもんか。本当にそんなものでした。いや、アンフェアは見たな。中学生ぐらい?だったかな。
 そういう意味ではわたしは「劇場版」は見ても単発の「映画」は全然見てきませんでした。覚えている限りで言うと、上京して初めて一人で見た映画(劇場版を除く)が『シンゴジラ』で、そのあとはずっと見ていません。アニメや特撮の"劇場版"ぐらいしか見ていないです。

 そんな私がなぜか、なぜか!今年のこの8月が終わるまでに配信サービスでの視聴も込みで5本も映画を見たのです。

今年観た5本の映画

 今年最初に見たのは寄生虫(パラサイト)』でした。2年ぐらい前からK-POPにのめり込み、そこから韓国エンタメコンテンツに興味を持つようになったところに入ってきた情報がこの映画でした。軽くネタバレも含みますが、兄弟が半地下のトイレでWi-Fiを求めて座り込んでいるシーンを見かけて興味を持ったのを覚えています。それから半年?ぐらいを経て日本での公開ということもあり、自分の意思で映画館に足を踏み入れました。すごく面白かったです。
 その劇場で見た予告編で次に視聴を決めたのが『ミッドサマー』でした。題材としていることに対して元々興味があったのと、色彩に惚れた部分がありホラーといえど見てみようと思い足を運びました。前述の通り苦手な演出もありましたが、大人になったのかなんとなく察知できるようになったので薄目になったりしてなんとか乗り越えました。演出の怖さに自分の興味(色彩や音楽、題材など)が勝ったからですかね。見て後悔は無かったです。
 そのあとだったか前後してか、ポンジュノ監督の作品を見たいと思ったのと韓国の映画を見たいと思い色々調べて『スノーピアサー』『トガニ』を見ました。複雑な感想を抱きつつもこれらも見て良かったです。アマプラ最高。

 そして最後に、最近見たのがインセプション』です。初ノーラン作品であり初4DXでした。見てから数日経ってもこの作品のことが頭から抜けません。
 前述したとおりNCTの世界観はインセプションを題材にしている」というのを見かけて、いろいろと調べていくうちにシンプルに作品としてのインセプションに興味を持ちました。ネタバレにならない程度に事前の知識を持ってみたのですが、もう最高でした。4DXが初めてなのもあって緊張する要素が作品以外にもありましたが、夢を題材に繰り広げられるお話はとても刺激的で未だに心がふわふわしています。登場人物もかっこよかったし…。もちろんこれを見てNCTへの理解が深まったのも大収穫でした。そしてノーラン監督の作品をもっと見たいと思いました。

 今後の予定としては「TENET(テネット)」を観る予定です。IMAX上映も気になってるので今度はそちらで観ようと思います。あれ、もしかして公開日に観れちゃいそう…やった~。ラッキーなことに住んでいるところがでかい映画館にアクセスしやすいところなので、存分に堪能したいと思います。