ちょろいおたく

K-POPを中心に日常などを細々と。

わたしの女神さまの話

 人間、衝撃的な出会いをするとその時のことを強烈に覚えているもんだと思っていました。しかし衝撃的な出会いのあとさらに衝撃的な出来事を繰り返すと、どんどん更新されて古い記憶が薄れていくんですよね。そういうの、味わったことありますか?わたしはあります。チッタポン・リチャイヤポンクルさんのことです。

 2021年2月27日。日本は先週春がきたと思いきやまた冬に戻り、寒空に震える日々を過ごしています。そんな今日が何の日かというとそのチッタポン・リチャイヤポンクルさんのお誕生日なのです。1996年同日にこの世に爆誕されてから早…25年。未だ世の中は混沌としていますが、今日はこの方のお誕生日ですのでジメジメせずに出会いから今までを一生懸命思い出して振り返りたいと思います。
※以下、チッタポンさんのことは「ちた」「テン」「ちたぽん」と表記ゆれがありますが頑張って解読してください

 

 

ある日突然出会ってしまった

 わたしが初めて彼を認知し、名前を呼んだのはこの日でした。2020年4月19日を絶対に忘れません。しかし何を見てこれを言ったのかは覚えていません。たぶんめちゃくちゃカワイイシーンでも見たんじゃないですかね…。しかしこれの前にパフォーマーとしてのテンの魅力にはハマっていたと思います。

choroiotaku.hatenablog.com

  というのもこちらの記事にもあるのですが、NCT 2018 Empathy』をとりあえず聴いてみるかと流していたら、ピンときたのが「몽중몽(梦中梦)(Dream In A Dream)」「Baby Don't Stop」だったのです。この時127は英雄で覚えたので、テヨンと一緒にめっちゃ強そうな人が踊ってるというイメージが強かったです。「Black on Black」では一人ソロダンスシーンがあり、どう考えても一番強くて怖い人だ…と思っていました。それがさあ…ね、あんなにかわいいギャルだと思ってなかったし…。そんなギャップでコロロンと落ちました。

  とはいえギャルだから好き!というわけでもなく、別の意味で彼に惚れ込みました。それはテンの持つ神秘性や人ならざる雰囲気、そしてその魅力。やはりパフォーマンスが好きな人間なのでパフォーマンスで惚れ込んでいくのです。特に「몽중몽(梦中梦)(Dream In A Dream)」は衝撃的でした。美しく、優美に、柔らかく、不思議な力を持つパフォーマンスは今も私の心をグッと掴んで離しません。

そしてわたしの「女神」になった

 この人に対してなんという言葉で讃えて、なんという形容詞を付ければいいのだろうか。「すごい」「かっこいい」「きれい」「アイドル」うーん、しっくりこない。でもあえて言葉にするならテンは私にとっての「女神」だと思います。
 古来より芸術の神は女性であることが多いです。昨今の人間を取り巻く様々な論においてはこれは問題視されるかもしれませんが、この長い人間の歴史の中でそのように感じてきたことを否定してはいけないと考えているので、わたしはあえてテンのことを芸術の神の側面を感じたところから「女神」と呼んでいます。そして今まで「神様」という概念や強い信仰心を持ったことはなかったのですが、テンにはそういう気持ちを持ったのをよく覚えています。いちアイドル・人間に対して神だと崇める行為はあまり好きではないので何かがあった時にテンにすがるということはしないようにしていますが、自分の信じる物事としてテンはひとつの選択肢になっています。それってつまりロールモデルってことなのではないでしょうか。そう感じてからはテンのことを"ロールモデルだ"と言うようにもなりました。
 ロールモデルという言葉も安易に使ってはいけないと思ったりしますが、テンの生き方や発言、表現することに感銘を受けて"この人みたいになりたい!"という気持ちを持っているので勝手ではありますが胸を張ってロールモデルとして挙げたいと思います。お財布にテナリスちゃんを忍ばせているので…。

  なんて、まじめ風に書いてましたけど…数日過ぎればもうちたぽん呼びになっています。友達か?しかし19日に認知してスパエムも理解し1週間後の26日にはビヨンドを見ているので爆速で転がり落ちたのはよくわかると思います。本当に早い。

  ほんとに大丈夫?ビヨンド中ほんとに頭おかしかったと思う。

  簡潔に述べるとこのようにハマっていった次第です。そうして威神カムバックやNCT2020を経て、間もなく出会って1年が経とうとしています。ここからか過去コンテンツも含めてこの1年で摂取したものの中から、私が思うテンの好きな・素敵なパフォーマンスを紹介したいと思います。

この曲こそが出会いである「몽중몽(梦中梦)(Dream In A Dream)」

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 まずはなんといってもこれでしょう。NCTのアルバムの中で唯一ソロ曲が収録されているのはテンなのです。といってもSTATIONでの披露なので微妙なところですが、2018に収録されたということはNCTのストーリーに大きく関係しているのでしょう。
 この曲は最初音楽しか摂取していなかったのですが、これがテンの曲だと知って即MVを見ました。ピンクというよりかはマゼンタと水色、そして時には赤色などの中でオリエンタルなサウンドと共に幻想的な雰囲気をダンサーたちと共に繰り広げます。テンのすばらしさの一つに「身体の柔らかさ」が挙げられるのですが、身体的に男性であることを忘れさせるようなほど関節はしなやかであり自由自在に動いています。鳥かごではないですが、鳥かごのような…こう何かに一人で閉じ込められたような人ならざる雰囲気があまりにも似合い過ぎています。この神秘性からわたしはテンに"女神"という気持ちを見出したのかもしれません。

他者と交わりさらに魅力を見せる「Baby Don't Stop」

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 わたしがさっき見たテンと違うね???とまず混乱したのがべびどん。いまでは大好き伝説のべびどん。夢中夢はひとりの魅力ですが、こうして誰かとしているパフォーマンスはその人との化学反応が起きて最高に楽しいです。もちろんいくつか楽曲やパフォーマンスはありますが、やはりべびどんが至高。
 テヨンもテンも猫っぽい雰囲気でカリスマ性のある人ではありますが、こうして並べて一緒にパフォーマンスをしているとテヨンはメリハリがあり角ばった力強い感じで、テンは柔らかく実態のつかめない気まぐれな感じだなと思ったりします。テヨンが生きるために身につけたセンスなら、テンは生まれ持ったセンス。みたいな。2020のビヨンドで見られなかったのは残念ではありますが、スパエムでは見られたのでよかったです。2年経ってブラッシュアップされたべびどんは二人の遊び後ゴコロがたくさん出てきて最高です。こういうテンはテヨンとじゃないと見られないんだ…。

これはひとりの歌ではない「New Heroes

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 まだこの曲を語るには未熟なのですが、夢中夢よりも近代的な雰囲気でキラキラとした衣装に身を包んだ姿は高貴さと美しさを備えた唯一無二の存在であることを見せつけています。やっぱり神様か?しかしここでテンが歌うのは「We're the heroes」なんです。私たちの歌でもあるんです。伝説になるために毎晩のように燃え尽きるんです。これを聴いて泣かん奴がおるか?おらんわ。

"威神Vのセンター"であることを見せつけられた「天选之城 (Moonwalk)」

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 初めて"威神Vのテン"として見たのがこの曲でした。これにより威神にもゴロゴロ転がり落ちますが、黒髪短髪というシンプルなスタイリングでこの妖しい集団を率いる姿に思わずひれ伏してしまいました。細く小柄な身体でありながらNCTの中でも比較的柔らかい動きを得意とする威神の中でもひときわ柔らかく、関節という概念を失ったようなダンスは自分では到底できないものということもあり一目見て心を奪われました。お気づきでしょうが、テンのダンスは何を見ても感動してしまいます。そして壮大な楽曲が非常に似合ってしまうということにも気づいてしまいました。

プリンセスにだってなれますから

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 まあテナリスちゃんはかわいいんですけど。

 これ絶対キリがない…全部の楽曲話すことになってしまう…。なのでひとまずこれらで終わりとしたいと思います。

 本当に人間界に生まれてくれてありがとう。あなたに出会えて、本当に冗談でなく人生が変わりました。数々の発言やパフォーマンスを胸に、いつか出会ったら「こんなに人生エンジョイしてるよ!」と胸を張って伝えられるように生きていきます。本当に大好きです。

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