07 映画"王様とスケーター"より「Shall We Skate?」
07 映画"王様とスケーター"より「Shall We Skate?」
(ピチット・チュラノン/ショートプログラム)
いや!!これは!!ズルイでしょう!!作中唯一「スケート」についてストレートに描いた曲。まあ『王様とスケーター』の曲ですからね。
さて、肝心の曲についてですが本当に「ザ・ミュージカル」ですね。セリフもいくつか組み込まれており、非常に場面が想像しやすい曲となっています。あらすじ読んだらかなりハチャメチャ楽しそうな映画でしたが!
個人的には中盤の「Now take my hands~」部分がミュージカルファンにはたまらない部分なのではと思います。振付もここはセリフにあわせて右、左、右ってしてますね。ピチットくんは細身で手足が長いので、あの腕を振り回す振付(めちゃくちゃきれい)は彼にしか完璧にできないものだと思います。
その部分のストリングスもシンプルに単音を刻んでいますが、マジカルな感じを醸し出す効果的なものとなっており萌えポイントです。おそらくストリングスはこの曲の中で「トレーディングカードの魔法」を表しているのではないでしょうか。
自分がヴィオラ弾きなので余計に贔屓になるかもですが、サビ部分のストリングスはこの物語の一番の見せ所を盛り上げるために一役買っているように思えます。
ファイナルの時の映像でデトロイド時代の回想シーンでストリングスだけ抜き出されて流れたときはなんだか泣けてきましたもん。
だんだんなんの話してるのか分からなくなってきましたが、この曲は映画においては「メインテーマ」であり、ピチットくんのスケート人生においても「メインテーマ」なのではないでしょうか。きっとチャオチャオは何十回も映画見るのに付き合わされたんでしょうね。
結論:ピチットくん可愛いよ。