ちょろいおたく

K-POPを中心に日常などを細々と。

推しがデビューする。

 PRODUCE101JAPANが12/11に無事最終回を迎え、デビューメンバーが11人決まりました。うれしいことに私の1pick「川西拓実」も3位となりJO1のメンバーとなりました。

 思えばこの半年、いろいろなことの連続でした。そもそも国プになるのが初めてだし、7月まではPRODUCEX101の方が忙しく、なんならX1デビューに当たって様々な騒動が起きて…非常にしんどかった。それでも尚、わたしはサバイバル番組に足を突っ込んでしまった…。

 ていうか余談なんですけど、去年の10月ぐらいにプデュ及びWannaOneにハマって、年が明けたら1月末のラスコンのライビュで大号泣(これが初めてのK-POPコンサート)、そのちょっと前にプエクが発表されて「あとで後悔しても遅いし見とくか」ぐらいの気持ちでいたらブレンニュから4人出るしセンター評価でシフンくんを見つけてしまったし、ブレンニュ的にはAB6IXがデビューするし結局プエクはちゃんと見るしドンピョはかわいいし、ハンギチャンくんの安否は気になるし…

 そんな中発表された日プ。でした。

 事務所所属していない子ということで期待値は低めだったのですが、リークされた情報がメチャ面白すぎたのとなんやかんやで吸い寄せられてしまって、ツカメ見たときは「プデュじゃん!」と言ってました。それはそう。
 最初は上原とかヒョクくんとか、知ってる子から入り、チワプーを探せ!と三井くん宮島くんが気になったりしていました。しかし、ある日Twitter「ブレンニュぽい、シフンくんぽい子がおる」と回ってきた映像がありました。

 それが「川西拓実」くんでした。

 ツカメのチッケム…推しカメラで楽しそうに踊る姿に胸を撃ち抜かれ、素人感満載の1分間PR、企画ものでもカワイイ反応を多々見せてくれて、ズブズブにハマり、じわじわと1pick認定していたものの1話を見た後には迷いなく1pickとなっていました。
 それから放送の度に「川西くんはどこ!」「プリンセスやんこんなの」「かわいいやん」と血眼になって彼を見続け、投票では毎日彼に票を投じていました。ちなみに2pickは青木聖波くんです。彼も2pick(4pick)時代はブレずに毎日入れてました。
 もうね、楽しい。楽しかったです。国プって楽しいね!なんて思ってました。思ってたけどね…やっぱりしんどいんですよ。喜ばしいことに彼は初回から上位圏で、注目度も高く人気も高め。まーそりゃ恨まれることもあるわけで、放送中いろんなことを言われました。いやこちとら魅力があるから投票してんのになんで一挙一動上げ足とられなあかんねんと思ってました。けどそれが人気練習生の宿命で、彼を彼らを推す国プが受ける試練なんだと思いました。ヤケになることだけは避けようと冷静に彼のいいろことや正直な感想(キモイのも込み)をつぶやき続け、広告に出資し、タグイベントも参加してみたり、インスタのストーリーにジワジワ彼の映像をアップしたりしてみました。まあ一個人のやったことなのでどこまで影響があったかは分からないし、もちろんTwitterのフォロワーさんと1pickが違うことも当然あるので本当に微々たるものだったと思います。それでも私は彼を選んだから最後まで応援し続けました。

 そんな国プライフの真っただ中、彼にとって一番大きな事件?が起きました。それについては前に記事を書いているのでそちらをご覧ください。
 もうね、やるせない気持ちでいっぱいでした。できることが何かはわからないし何もできないし彼に直接言葉を届けることもできないし。そして出された本人である彼こそ何もできない。プデュに出るという尊い選択をした練習生に、どうしてそんなことができるのか。ガチでへこみましたね…。けど彼はその後の順位発表式で改めて「すべてを捨ててきた」と語ってくれました。そして、初めて涙を流しました。悔しかったでしょう、苦しかったでしょう、もどかしかったでしょう。それは彼を選んだ国プたちもよくわかってます。だからこそ、最後デビュー評価で最高のパフォーマンスを見せてほしいから、彼への応援を頑張り続けました。

 そして運命のデビュー評価。『GrandMaster』を選んだ彼は、「Who is the center?」という文字を割ってセンターとして最強のメンバーを率いて前へと歩みを進めました。最高にかっこよかったです。決意に満ち溢れたその目にしばらく言葉を失いました。最後の一票を投じた後だったので、もうできることは見守ることでしたが、「I got a crown」という歌詞の通り最後に彼にまた1位を、トップをあげたいと強く思わせてくれました。

 結果は3位でした。順位発表を見守りましたが私は彼との誓いと言わんばかりに浮気することなく投票し続けたのに、最後の最後6位あたりで「もしかしたらダメかも」と彼の成功を疑いました。だって12位と6位を経験しているんです。油断なんて絶対にできないんです。だからと言って彼を信じられなかった行為は許されないと思います。本当にごめん。
 だけど彼はそんな私の裏切りをよそに、3位まで上がってきました。推しであるデフィ、大好きなスンウ、そしてユジョン嬢・ユリちゃんと同じ順位。ある意味すごく意味のある席だと思います。本当にうれしかったです。

 そんなある種の有終の美を飾った初めての国プライフでしたが、苦しいこともたくさんありましたし今も正直苦しいです。あまりにも多すぎる非難の声、彼を推した国プが喜びの声を上げにくい環境、JO1を否定・無視した上でのセカンドグループの推進…私はそれらに意見はしても否定はしません。だって2pickは脱落しているわけですし、彼にも何か活躍の場をあげられるのなら何かしたい(もちろん彼の意向を汲みます)。
 だけど素直に言うならすごくつらいです。だからまだ「おめでとう」を伝えられていません。個人的なSNSを彼が開設していないというのもありますが、自由につぶやいていいはずのSNSでもなんだか声を上げづらいのです。
 あーあ、国プってこんなに大変なんだな。でも楽しいな。みんなが一生懸命頑張っている姿を見られるのはいいな。とかたくさんいろんなことを思ったけど、最後こんな思いするとは思っていなかったです。だからせめてこの場でおめでとうと言わせてください。

 川西拓実くん、デビュー本当におめでとう。

 (近いうちにくるとは思うのですが)いつか彼に直接言葉を伝えられる機会がきたら、ちゃんと「おめでとう」から始めたいと思います。