ちょろいおたく

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たいせつなソカちゃん

 世の中に2人、いわゆるクソデカ感情を抱く人がいます。一人はAB6IXのイ・デフィ。言わずと知れた芸能の才能に溢れた子です。そしてもう一人。そんなデフィと「似ている」と言われ、友達であり、長い間デビューという夢を目前で掴めなかったカン・ソカ。
 今日はそんなソカちゃんのお話です。

  いくつかソカちゃんのインタビューはありますが、この2社の記事が一番いろいろと詳しく書いてくれていると思います。この記事たちを元にソカちゃんについていろいろとお話します。翻訳も順次アップしますね。

isplus.live.joins.com

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naver.me

最初のオーディションからOUIに至るまで

 18歳の頃、大田・忠南地域のJYPオーディションでただ一人合格したソカちゃんは、初めて一人でソウルに上京しました。
 最初はJYPで練習生として、Stray Kidsの候補生の一人だったと言われていますがリアリティの頃(2017年10月)にはいなかったか、最終候補生には選ばれなかったと予測されます。そしてその後2018年11月から2019年1月にかけてYG宝石箱にBチームのメンバーとして参加します(練習生契約ではなく出演契約だったそうです)。
 脱落後は個人インスタを開設し、ファンと交流しながら2019年5月から7月にかけて放送されたPRODUCEX101に個人練習生として出演します。結果は最終35位でコンセプト評価に進むことなく脱落となりましたが、その後8月20日にOUIエンターテインメントとの契約が発表されました。

 記事によると多くの事務所から声がかかっていましたが、一番最初に声をかけてきたのがSMOUIでした。両方を訪ねてよく話し合い、ソカちゃんが決めたのはデビューに確信をくれたOUIでした。OUI側は「プデュ出演当時からソカが持つ豊富な才能とスター性に注目してきた」と語っており、この時点でデビューは確定していたとみられます。また、ヨハンからも「OUIはいいところだよ」と後押しがあったみたいですね。

ソカちゃんとデフィのあれこれ

 ちょこっとだけ話が逸れますが、ソカちゃんのこの約2~3年にはデフィの存在が大きいような気がします。二人ともJYPの元練習生ですが、ソカちゃんが練習生の頃にはデフィはブレンニュ(BRAND NEW MUSIC)からプデュ2に出演しており、その後WannaOneとしてデビューを果たします。どのタイミングかはわかりませんが、JYPのお友達が「お前たち似てるよな…」と思い二人を引き合わせたそうです。
 最初は「うわ~ほんとに似てるな~」と思ったそうですが、今では似てるというと「僕の方が魅力的だよ!」と主張し合う仲だそうです。
 そんなデフィは、プデュに出るか悩んでいたソカちゃんにアドバイスをします。「僕もデビューするとは思っていなかったけど、やってみたらできたんだ。お前も行って挑戦してみろ」と。そうして背中を押されたことで、ソカちゃんはプデュへの挑戦を決めたのです。

WEiとして初めてのデビュー

 その後プデュシリーズにおける操作騒動が起こり、プエクでデビューを果たしたX1は2020年1月に解散。元々5年契約(2年半は専任)だったため、早くともデビューはX1メンバーの兼任解禁によってヨハンの参加が可能になる2022年頃になると見られていましたが、このことによって(おそらく)前倒しになりデヒョン・ドンハン(プデュ2組)ヨハン・ソカ(プデュX組)ヨンハ・ジュンソ(Under Nineteen組)の6人で2020年10月5日にWEiとしてデビューすることが決まりました。

 デビューに向けてWEiは様々なコンテンツを用意していました。団体パフォーマンスやお決まりのリアリティと、まさかの2本目のリアリティ。そして個人パフォーマンス動画が続々と公開されました。

【団体パフォーマンス】

youtu.be

【リアリティ】

「OUI GO UP 偉人伝」

www.youtube.com

ollehtv「We are friends:怪しいホカンス」
(日本からは基本的に見れません;;)

【個人パフォーマンス】

youtu.be

youtu.be

youtu.be

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「僕の今の気持ち」

 そして9月14日。韓服インタビューのちょうど1年後にソカちゃんの個人パフォーマンスがアップされました。

youtu.be

 選んだ曲はポール・キムの「道」でした。

 

「みんなは向こうに去っていくけど、まだ一人何も始められなかった」

「懸命に生きてるふりをしながら人の顔色ばかり伺ってる」

「誰か僕の気持ちを分かってくれ こんな僕の気持ちを分かってくれ 頼れる場所が必要だよ」

「もう少し進めば いつも夢見てた世界に届きそうだよ」

「また目を覚ましたらここは寒い冬 耐えられるかな」

「怖いけど進まないといけない道」

  いろいろな道を経て、辛いことも幸せなことも味わってきたからこそ磨かれたソカちゃんの歌声は、長く彼を応援してきた人にも、最近彼を知った人にも深く刺さったことでしょう。しばらく歌声を披露する機会のなかった彼が選んだ「道」という曲は、彼の気持ちを痛いくらいに表現してくれました。

 「もう、僕の気持ちわかったでしょ?🤍」

 そう言ったソカちゃんは、WEiそしてOUIという素敵な頼れる場所ができて幸せそうでした。

 WEiの中でもとりわけ可愛らしく、ちいさく、ひよこや赤ちゃんに例えられて、たいせつにされているソカちゃん。デビューおめでとうね。