すべての源流は二コラにあった
舞台や2次元やら2.5次元やらK-POPやらなんやらといろいろなジャンルを経てくると、何年か単位で「あれ、この子知ってる…」という人に出会ったりすることがあります。不思議なことにどこにいってもそういう人がいるんですよね。なんでだろうな…と考えたときにいくつか思い当たることがありました。それが「自分の年齢的に同年代から著名な人が出るタイミングであること」と「ある雑誌に出ていたことがある人が多く活躍している」ということでです。そのある雑誌というのが新潮社から出版されている「nicola」です。
二コラとは!
小学校高学年から中学生までの女の子を主な読者層としている(ただし、主な読者層は中学生)、ファッションを中心に思春期女子のライフスタイル情報全般を扱う。2000年代にはジュニアファッションブームや「ニコ㋲」と呼ばれる専属モデルの人気を糧に急成長し、読者世代に多大な影響力を持っている。2015年4-6月時点では月間平均19万5,634部を発行する、ローティーン向けではトップの女性誌である。
私は小6ぐらいに友達に教えてもらってから読み始めて、中3ぐらいまでは読んでいたと思います。そのあとはseventeen、Rayへと移行したような。とはいえファッション雑誌では一番長く読んでいた雑誌なので、思い入れも深く楽しい思い出がたくさんあります。そんなニコラには、今をときめくあの人やこの人がたくさん出ていたのです。そもそも私が読む前にも蒼井優さんやガッキーこと新垣結衣さんなど、誰もが知る著名人たちを輩出しているんですよね。歴史がすごい…。
というわけで今回は私が読んでいた時代のニコモやメンモ(呼び方が懐かしすぎる!)を振り返ってみたいと思います。これだけで青春時代を思い出して泣けてくるね。
1989年度(平成元年度生まれ)
虎南有香、丹羽未来帆
この二人は読んでいたころにはOGとして出ていました。あこがれのお姉さんという感じだったかなあ。その後コナンちゃんは風男塾で見かけることとなり、ミキホちゃんは天装戦隊ゴセイジャーで再び出会うこととなります。
1990年度(平成2年度生まれ)
三原勇希、我妻三輪子
自分が読んでいた中で最初に卒業式を見届けたお姉さんです。ユウキちゃんはかっこいいお姉さんで、ミワコちゃんはナチュラルな感じで二人とも学校の先輩みたいな雰囲気が好きでした。ちょいちょいCMとかカタログで見かけていたり、ニュースで結婚の記事が出るとなつかし~ってなりましたね。あとミワコ©が『ゆりゆららららゆるゆり大事件』の作詞をしていたのはびっくりしました。そんなとこで名前を見かけるとは。
1991年度(平成3年度生まれ)
遠藤瞳、岡本玲、菅聡美
ここからが読んでた時期のちょうどメイン年代ですかね。岡本玲ちゃんの人気がすごかった時期で、表紙も多かったし卒業後はソロ曲なんかもリリースしていた覚えがあります。その後朝ドラに出演したりCMなどいろいろな場面で見ることが多くすごく懐かしい気持ちになります。
ヒトミちゃんはほんわかとしたかわいい系の子だった覚えが。イトーカンパニーに所属になる子はお嬢様系のルックスが多いと当時勝手に思っていたのですが、その代表といえば彼女です。今はCMや企業のWebムービーに出ているみたいですね。
サトミちゃんは実は当時の推しでした。ショートカットが似合う明るい性格の女の子で、ヒトミちゃんとのコンビがめちゃくちゃ好きでした……制服がブレザーだったら絶対サトミちゃんの着こなしを真似していたと思う( ;ᵕ; )今は芸能界を引退されているそうです…しくしく。
1992年度(平成4年度生まれ)
高屋敷彩乃、野崎夏帆、伊藤沙耶、宮城夏実、寺本來可、櫂遥圭、山根里菜、指野春奈
全員名前覚えてくぐらいにはよく見てた世代ですね…可愛くてお嬢っぽかったアヤノちゃんに、かっこいい系ののっさんをはじめとしてユニークな面々だったと思います。全員に言及できなくて申し訳ないのですが、やっぱりこの世代はユキカちゃん…!思えばユキカちゃんとは長く一緒にいた(?)と思います。テレビ東京の夕方のドラマ枠にハマっていた私はチョコミミを共に歩み、その後は声優となられて二次元界隈で名前を見て、アイマスを知った頃にアイドルマスターKRのオーディションに参加していることをしり、その後時間をおいてアイマスKR内のユニット「R.G.P」を好きになって再び彼女と再会します。ここまできて22歳ぐらいまでの出来事なのですが、その後K-POPにゴリゴリにハマったら今度はシティポップの女王としてユキカちゃんが君臨する場面に立ち会いました…しかも中学の時に好きだった作曲家のESTiさんのプロデュースで…なんで…????ここが一番個人的に劇的な再会だったと思います。なのでオーディション時から見ていた私はユキカちゃんの最古参だと思います(厄介)
1993年度(平成5年度生まれ)
能年玲奈、池田琴弥、石川紗都美、城戸愛莉、西内まりや、日南響子、小野明日香、高橋美帆
ここからがちょうどオーディションも見届けた年代だと思います。あと一つ上のユキカちゃん。ここはすごい世代だぞ…。言わんでもわかるでしょう、あまちゃんでおなじみの能年玲奈(のん)ちゃん、ドラマやCM、モデル、歌手として活躍する西内まりやちゃん、日南響子ちゃん(珠麟)…もう我々からしたら大スターですよ。そんな人たちを読モというか場合によっては一般人時代から見ているわけで…いろいろな場面で名前を見かけるたびに「すごい人たちを気軽に推してたな…」と思います。
1994年度(平成6年度生まれ)
本多葵、山越小妃江、伊藤夏帆、溝口恵、山口実紗、立石晴香、川口春奈、寺田更瑳、二階堂ふみ
ここが同い年世代。イトーカンパニー系お嬢のめぐみちゃんや、当時のオーディションでグランプリとして記憶に残っている立石晴香ちゃん、今や大スターの二階堂ふみちゃんや川口春奈ちゃんなど…気づいたらすごい顔ぶれになっていました。これが10年の時を経た結果か…。後者二人はテレビなどで見かける機会も多いのですが、個人的には(立石)はるかちゃんがびっくりしました。一度引退をしていて結構さみしかったのですが、まさかの動物戦隊ジュウオウジャーで復帰!特撮界隈にいたので当時めちゃくちゃびっくりしました。相変わらず美人なお姉さんで最初にその姿を見たときは泣きましたね。
だいたいこの辺の世代かな。その後はseventeenを読むようになったので、あとの世代は卒業後の活躍しか知らないです。ギリギリ八木アリサちゃんは見てたような気はする…。他には後にRayで出会う松井愛莉ちゃんや飯豊真理恵ちゃん、藤田ニコルちゃん、岡本夏美ちゃん、永野芽郁など…相変わらずたくさんの子たちを輩出しててすごいなと思いました。創刊も1997年でもう20年以上続いているんですね。すご…。
番外編 メンモ
ニコラにはメンズモデル…略してメンモという子たちがいました。私が読んでいたころはまだ制度として確立していなくて、94年生まれの秋元龍太朗
くんや草川拓弥くんあたりから卒業式も執り行われるようになったようです。
そんなメンモ制度ですが、わたしはここで今も名前を見かける・活躍するある人たちと出会っています。それが小野賢章くんと阪本奨悟くんです。賢章先生はいわずもがな…当時からハリーポッターの吹き替えの子という肩書があり、ロケ日誌では「エクスペクト・パトローナム!」を披露してバスの中を沸かせていたというエピソードが書かれていたのをめちゃくちゃ覚えています。奨悟くんはミュージカルテニスの王子様にて4代目青学の越前リョーマ役を演じており、テニミュにハマっていたわたしには衝撃の本誌への出演でした。奨悟くんが彼氏役をやるページはまじで死ぬほど読んだ覚えある。しばらく見かけない時期がありましたが、今は歌手や2.5俳優として活躍していますね。
私は中学の頃から結構な面々を見ていたようでした。なんて贅沢…。